Big Phillのダンス哲学

ダンスの本質を100年先までに伝える定義の再構築

今まさに「ダンスユートピア時代」に突入した。

こんにちわ、BIG PHILLです。
前回では、これまでのストリートダンスシーンにおけるプロフェッショナルポジションを簡単にまとめてみました。☟

bigphill1982.hatenablog.com

 

ダンス「ユートピア時代」突入

 

今、ダンスシーンは、
Redbull bconeDLEAGUEオリンピック
未だかつてない盛り上がりを見せています。

一方で、スポットライトをTikTokyoutubeに移行し、
独自の発信を楽しみながら気ままに続けるダンサーも増え、
多様性のある新しい生き方を見せています。

アンダーグラウンドではバトルといった競争ではなく、
調和を重視した居心地よいJAMを展開するカルチャー重視のダンサーも増えています。

このようなJAMの展開はダンスシーンの健全性を保ち、
バトルに勝つ以外のダンスの楽しさやコミュニケーションを学ぶのに、
必要不可欠な環境です。

他にも、窓口を広げていくメジャーの活動とは真逆に、
各ジャンルの本質を再定義し、次世代にバトンを渡せるように
ダンスの歴史やルーツを守り、広めていくダンサー達もいます。

二代目LockersAlphaが創設した
「Street Dance Roots」が、まさにそれにあたるでしょう。

更に、これまでのジャンルを飛び越え、
ダンサーではなく表現者として、
ダンスを今まで以上にアートとして昇華させようとするダンサー達もいます。

そのほか、スタジオ業を展開するダンサーや、
次世代ダンサーを育成していく各地域の名門スタジオアカデミーの増加に伴い、

今後オリンピックへの挑戦権を掛けた若きダンサー達の戦いは、
ますます過激なモノになっていく事でしょう。

DLEAGUEなどで人気が出たダンサーはもしかすると
今後タレント業に移行していく事もあるかもしれません。

Redbullのような大手企業のアンバサダーとして活動をしたりと、
ダンサーとしての生きる道は過去に類をみない程
現在進行形で広がっています。

今は、ダンサーにとって無限の可能性を秘めており、
これまでのダンスの歴史では見た事のない
まさにユートピアとなっている事は間違いないでしょう。


ダンサーの社会的地位



年々バトルシーンも拡大し、
バックに大手企業スポンサーが付き、
オリンピック種目にもなってメディアにも取り上げられ、

かつてインストラクターバックダンサー振付師
ダンサー職業の三本柱だったのが
今では前述のとおり無限の可能性を見せています。


年々進化するダンスはエンタメ性を高め、
よりメディアに取り上げられやすいコンテンツへと成長してくでしょう。

第一世代に生きてきたダンサー方の悲願である
ダンサーの社会的地位の向上と確立が
今成し遂げられつつあります。


ですが、実はここまでのし上がったダンスシーンも
社会的地位の向上については頭打ちになる恐れがあると、私は考えています。

せっかくの今のいい流れを
しっかりモノにする為にも、
私達ダンサーはある大事な事に気づかなければなりません。


では、それは一体なんなのか?
少し長くなりましたので、
それについては次に話していきたいと思います。

最後までお読み下さり誠に有難う御座いました。
それでは、また。

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